4500トン級海洋総合科学調査船「向陽紅10」が16日、中国大洋科学調査第40回調査に向け海南省三亜市を出発した。同船が長期間の国際遠洋科学調査に参加するのはこれが初。また中国が独自に開発した4500メートル級深海無人資源探査システム「潜竜2号」、6000メートル級水中無索無人潜水艇「潜竜1号」が、海底の多金属硫化物の調査を実施する。これは中国製の自律探査システムの実用化を意味する。人民日報が伝えた。
今回の大洋科学調査の南西インド洋調査段階の作業時間は170日、航行距離は約1万3000カイリを予定しており、来年6月上旬に終了する見通し。232人が参加。(編集YF)
「人民網日本語版」2015年12月17日