「皆さん、あけましておめでとうございます!」中国中央テレビの年越し番組「春節聯歓晩会」の広州サブ会場で、ロボットが全国の視聴者にあいさつし、さらに司会の役を買って出た。その後540台のロボットが歌手・孫楠のバックダンサーとなり、一糸乱れぬダンスを披露して衝撃をもたらした。羊城晩報が伝えた。
ロボットを開発した優必選公司の責任者によると、番組でスターとなったロボットには、アルファというという統一名称がある。製品名は「アルファ 1S」。これは二足歩行の人型ロボットで、身長はわずか39.8センチのみだが、自由に動かせる16の関節を持つ。そのため人の骨と体の動きを、本物さながらに真似することができる。