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湖北省東鞏の高足踊り、楚の千年の佇まいを舞う

人民網日本語版 2016年02月17日10:01

湖北省南漳県東鞏鎮麻城河古村は楚巫文化発祥の地の一つであり、東鞏民間文化芸術の発祥地でもある。この地から生まれた民間文化芸術には高蹺(高足踊り)、採蓮船(蓮採りを題材にした民間舞踊)、蚌殻舞(竹ひごと紙で作る巨大な貝殻を道具にした民間舞踊)、舞龍灯(獅子舞のように竜を使った民間舞踊)、打腰鼓(腰鼓を打ちながら踊る民間舞踊)などがある。

なかでも高足踊りは東鞏民間芸術を世界的に広めている。2006年「東鞏の高足踊り」は中国の無形文化遺産保護リストに登録され、2008年には東鞏鎮が文化部(省)から中国における「高足踊りの郷」と命名された。わずか人口3万人あまり、22の村落を抱えた東鞏鎮には32チームの高足踊り団体があり、80%の人が高足をつけた状態で一周走ることができ、ショーに参加する人は3000人余りに上る。

東鞏の高足踊りは別名「高蹺花鼓」とも呼ばれ、集団でのショーや歌やセリフが一体化されているほか、「文蹺」と「武蹺」の二種類に区分されている。「文蹺」は捻ったり、並んだり、セリフや歌などストーリー性が重視され、ユーモアに満ち溢れている一方で、「武蹺」は技を重視し、難度の高い雑技のような動作をする。

東鞏の高足踊りは「武蹺」が多く、ひっくり返ったり、開脚したりと動作の難易度が高く、スリリングなショーと言われている。演じる点でも道化役のような動きを主とし、歌いながら踊り、楽器の伴奏もあり、その歌詞は即興的な作品が多い。

現在、東鞏鎮並びに南漳県では、開店祝いや結婚式などに高足踊りを呼んでにぎやかに執り行うのが風習となっている。(編集TG)

「人民網日本語版」2016年2月16日

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