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中国人の春節旅行 女性の方が旅行好き、訪日・訪韓ブームやや下火に

人民網日本語版 2016年02月17日08:42

長い春節(旧正月。今年は2月8日)連休が終わった。申年春節連休期間の旅行市場は、需要・供給ともに大いに活況を呈し、観光消費額は過去最高記録を更新した。国家観光局がこのほど発表した統計データによると、今年の春節連休中、全国各地を訪れた観光客の総数は延べ3億200万人と、前年同期比15.6%増加した。観光総収入は3651億元(約6兆4300万円)、16.3%増。このうち宿泊を伴った観光客は延べ7086万人、1人当たり消費額は3054元(約5万4千円)に達した。人民網が伝えた。

年齢別に見ると、消費の主力軍はどの年齢層だったのだろうか?男性と女性、どちらに旅行好きが多いか?どこの住民が旅行先で最も気前よくお金を遣うのだろう?旅行に出る時は、どのようなホテルを選ぶ?どの時間帯に飛行機に乗る傾向があるのか?海外旅行の値段が下がるタイミングは?――旅行ビッグデータが、これらの疑問の数々に逐一答えてくれる。

〇消費の主力軍は1980年代生まれ 女性は男性より旅行好き

ビッグデータによると、年齢や所得が高くなるにつれて、1980年代生まれの人々が、中国旅行市場での消費の主力軍となった。また、女性の方が、男性に比べて旅行に対する熱中度が高く、かつ、自由旅行を好む傾向にあった。

統計データによると、春節に旅行に出た人のうち、1980年代生まれが全体の41%と最も多く、1970年代生まれ(22%)と1990年代生まれ(17%)がこれに続いた。途牛旅遊網のモニタリングデータによると、旅行に出る人の主力軍は、26歳から45歳の1980年代・1970年代生まれで、全体の5割以上を占めた。このうち女性の割合は58%と男性を上回った。旅行日数は4日から6日が多く、全体の54%に達した。

携程旅行網の統計データによると、春節に個人旅行に出た人の5割以上は1980年代・1990年代生まれで、女性は海外自由旅行を選ぶ傾向が高かった。若者の自由旅行の2大特徴として、「旅行中に道連れを見つける」「一人旅」が挙げられる。


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