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三段階MDシステムを構築 日本も「THAAD」を配備するのか?

人民網日本語版 2016年02月16日13:05

米国がミサイル防衛(MD)システム「THAAD」を韓国に配備する可能性があるとの情報が連日中国やロシアの重大な懸念を招いている。日本メディアの最新報道によると、日本防衛省も「THAAD」システムを導入して自国の現有のMDシステムと共に三段階のMDシステムを構築し、朝鮮の「ミサイルの脅威」に対処することを検討している。新華社が伝えた。

時事通信の報道によると、朝鮮が今月7日に「長距離ロケット」を発射した後、日本はMDシステムの整備を加速し、イージス艦の増加および搭載する迎撃ミサイルを新型にすることを計画している。

また、日本防衛省は米国のMDシステム「THAAD」の導入も検討しており、技術性能と運用コストの研究に着手している。「THAAD」の正式名称は「終末高高度防衛ミサイル」。大気圏内外で短距離ミサイル、中距離ミサイルを迎撃でき、米国のMDシステムを構成する重要な一部だ。

軍事的観点から言うと、日本が「THAAD」導入を検討するのは、主として現有の二段階MDシステムの隙間を埋め、より整った三段階MDシステムを構築するためだ。

日本の現有の二段階MDシステムでは、第一段階で海上のイージス艦から迎撃ミサイル「SM3」を発射する。迎撃高度は100キロ以上。第二段階は大気圏内低層での迎撃で、陸上配備型迎撃ミサイル「PAC3」で、迎撃高度は20キロ以下だ。


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