丙申の新年がやって来た。縁起担ぎに猿のマスコットを買い求める人も多い。だが、「猴(猿の意)」という苗字の人が実在することを、読者のみなさんはご存じだろうか?!人民日報海外版が報じた。
〇海峡両岸(中国大陸部と台湾地区)に住む「猴」さん
大陸部が実施した国勢調査の結果から、「猴」という苗字の持ち主が少数ながらいることが明らかになった。また、台湾にも、かつては「猴」さんが住んでいた。現在、福建省には、4人の「猴」さんがいる。
厦門(アモイ)市姓氏源流研究会の鞏潔・顧問は、「『猴』という苗字は、動物崇拝の表れとして苗字に採用されたことに由来し、その起源は西周時代から春秋時代に遡る。また、近似音である『侯』は、同時期に誕生した『姫』『姒』の姓に由来するものだが、ふたつの姓にある程度の相関関係があることは否定できない」とコメントした。