中国工業・情報化部(省)が16日に発表したデータによると、春節(旧正月、今年は2月8日)連休中のモバイル端末によるデータ通信量の消費が激増した。微信(WeChat)による新年のあいさつ、電子お年玉などが主流の娯楽となり、伝統的なショートメッセージ、マルチメディアメッセージ、通話による新年のあいさつは大きく減少した。人民日報が伝えた。
2015年の大晦日、微信お年玉の送受信数は延べ80億8000万件に達し、前年の8倍となった。参加者は4億2000万人。ピーク時の送受信数は毎秒40万9000件となった。4Gネットワークの普及、通信速度の向上、通信料の低下といった要素により、携帯電話ユーザーは春節連休中に1億2780万3000GBのデータ通信量を使用し、前年の2.6倍となった。1人あたり平均では135.7MBで、平日を50%上回った。
データ通信量のピークは旧暦の1月1日で、前年同日比2.8倍増の1979万9000GBに達した。一方で、7日間の連休中、全国のモバイル端末によるショートメッセージ送信数は、前年の3分の2の139億6000万件に留まった。携帯電話の通話時間は4.5%減の733億9000分。大晦日のショートメッセージ送信数は、40%減の47億5000万件となった。(編集YF)
「人民網日本語版」2016年2月17日