南京の無形文化財「白局」を受け継ぐ若者たち

南京の伝統芸能「南京白局」の継承者である「90後」（1990年代生まれ）の夏天さんと霍雨佳さんがベテランの白局芸人徐春華さん宅を訪れ、徐さんから戯曲の稽古を受けている。白局は南京地域の古い戯曲で、2008年に国家級無形文化遺産として認定された。しかし現在、白局の継承者はたった20人にも満たない。徐さんら4人は最高級にあたる省級継承者であるが、平均年齢は既に72歳を超えており、後継者が育たないという難局に直面している。少し前に、夏天さんは若者を集め、白局の伝承組織を立ち上げた。より多くの若者を呼び込み、身体を張ってこの「無形文化遺産」を継承させていきたいと考えている。中国新聞網が伝えた。(編集JK)

「人民網日本語版」2016年2月17日