中国初の重力波探査重大基礎科学研究プロジェクト「天琴計画」の定礎式が20日、中山大学珠海キャンパスで開かれ、インフラ整備が正式に開始された。中山大学天琴研究センターは「重力の理論と実験・分析」「衛星プラットフォームと制御」「精密光学測量・リモートセンシング」「地球・月システム物理実験」などの科学研究チームを発足中だ。人民日報が伝えた。
「天琴計画」科学研究プラットフォームの主なインフラは、全体的に2期に分けて整備される。20日に定礎式を行ったのは1期プロジェクトで、珠海市ハイテク区管理委員会がプロジェクトを請け負う。建設内容には3万平方メートルの科学研究総合ビル、1万平方メートルの洞窟内超静音実験室、鳳凰山の山頂に位置する5000平方メートルの、科学研究・教育・科学知識普及を一体化させた多機能観測プラットフォーム、山頂に通じる道路などが含まれる。(編集YF)
「人民網日本語版」2016年3月21日