◆大きなイチゴはホルモン剤投与?
真相:専門家によると、市場に流通している大きなイチゴは、日本から輸入した「さちのか」という改良品種で、そもそもサイズが大きい。ネット上で伝わっている「ホルモン剤投与イチゴの見分け方」には信ぴょう性がない。
中国園芸学界イチゴ分会副理事長、青島農業大学教授の姜卓俊氏は、「ホルモン剤投与には厳しい条件があり、過度に投与すれば失敗する。イチゴの見た目と食感が悪くなり、市場でも高値がつかない。農家は通常、そんなことをするはずがない。見た目が変わったイチゴの多くは、ミツバチの数の不足による受粉のばらつき、ハウス内の温度と湿度によるもので、おかしな形をしたイチゴができるのも当然のことだ」と指摘した。(編集YF)
「人民網日本語版」2016年3月31日