2016年4月7日  
 

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毎年大勢の観光客が訪れる、大学校内の一般開放に「花見問題」

人民網日本語版 2016年04月07日08:33

花の季節が巡り、各大学は花見客のピークを迎えており、校内の観光客数が急増していることでキャンパスを管理する側と見学に訪れている観光客の間の対立が表面化してきた。このほど、中国大学伝媒連盟が131校の在校生に対し無作為に調査を行なったところ、回答者のほんの18.21%が大学に観光客はあまり入ってこないと答え、25.88%は大学には毎年大勢の観光客が訪れると回答した。中国青年網が伝えた。

多くの大学生がキャンパスを開放し過ぎることに不便を感じている

鄭州大学(河南省鄭州市)のメインキャンパスは51%を緑に覆われており、14万7千平方メートルにわたるキャンパスの中心的景観とキャンパス内の百種類を超える花は、鄭州郊外西部にあり市の中心地から比較的遠いにもかかわらず、毎年春を迎えると常に大勢の観光客を惹きつけている。車両禁止措置を実行する前の週末におけるキャンパス内の渋滞の車列は300メートルにも及ぶ長蛇の列と化していた。芝生の傍らには「芝生養成中につき、立ち入りはご遠慮ください」と看板が立てられてあろうとも大勢の観光客がシートを広げピクニックををしたり、芝生の上で遊んだり、横断幕もしょっちゅう子供に引っ張られ、地面に落ちたりしている。これら全てはキャンパスを訪れる観光客がピークに達する時期によく見かける光景である。

鄭州大学だけではない。大学生回答者のうち26.17%の学生は観光客が学校内に入り込むことでキャンパスの環境に深刻な影響をもたらすと回答している。


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