春節(旧正月、今年は2月8日)が終わり、気温が上昇に転じて桜の開花を目前に控えている。そんな中、武漢大学(湖北省武漢市)は19日、今年は花見の入場料は取らず、オンライン予約制にすることを発表した。予約の際に取得できる二次元コードと身分証明書があれば入場することができる。荊楚網が報じた。
同大学の桜は例年、3月に開花し、下旬に満開となる。見ごろとなるのはわずか13-20日間。2013年から、一般市民が入場するには20元(約340円)の入場料が必要だった。しかし、今年はそれが無料になる。今年は桜の開花期間中、実名でのオンライン予約が必要で、3日前に同大学のホームページや微信(WeChat)の公式アカウントで予約のリンクが発表される。一般市民は身分証明書の番号や氏名などの情報を入力すると予約できる。予約は、個人、または家族を単位に行い、団体での予約は受け付けない。一方、同大学の教師や学生、職員などは証明書を提示して出入りし、卒業生や軍人、高齢者なども、関連の証明書があれば、予約なしで入場することができる。
「人民網日本語版」2016年2月22日