今年2月に発表された香港ディズニーランドの財務報告によると、再び赤字決算に終わったことが明らかになった。ディズニーランド・パリは、開園以来17年間のうち、黒字決算だったのはわずか2年のみ。一方、米国ロサンゼルスとオーランド、東京ディズニーランドは軒並み、10億ドル(約1100億円)レベルの高収益を上げている。
データの比較から、来園客が入園後、入場チケット以外の「プラスアルファ」収入を各園にどれだけもたらすかによって、この収益の差が生まれることが分かった。たとえば、東京ディズニーの場合、2015年収入構成のうち、入場チケット収入は40%にも満たず、関連グッズの販売と飲食・宿泊の2分野がいずれも、収入の30%以上に寄与していた。
開園後の上海ディズニーランドについては、初年の入園客数を延べ1千万人として計算すると、初年度収入は50億ドル(約5500億円)を達成する見込みがある。(編集KM)
「人民網日本語版」2016年4月7日