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中国の南極隕石保有量、1万2665個で世界3位に

人民網日本語版 2016年04月15日13:50

中国第32次南極科学観測隊が12日の記者会見で発表した情報によると、中国は南極の「グローブ山宝庫」で隕石を新たに630個発見した。中国が持つ南極の隕石はこれで1万2665個に達し、日本と米国に次ぐ数となった。新華社が伝えた。

月の岩石を除けば、隕石は人類が獲得できる唯一の地球外岩石サンプルで、「宇宙からの宝物」とも言える。南極は地球で有名な隕石の宝庫だ。科学者は長年の観測により、南極南東部の氷床沿い、主に横断山脈と東南極の東側の縁に隕石が密集していることを突き止めた。中国の観測隊は東南極で50カ所以上の隕石の宝庫を見つけた。中国が発見した「グローブ山宝庫」も、そのうちの一つだ。

隕石は太陽系の形成と進化の各段階で残された「化石」であり、太陽系の起源、小惑星・惑星の形成および進化の全歴史を記録している、非常に貴重な特殊科学技術資源だ。毎年の南極観測において、各国の観測隊は南極の隕石収集を重要内容の一つにしている。

統計データによると、人類が南極で収集した隕石の数は、5万個を超えている。日本は20数回の南極隕石調査を実施し、世界で最も多くの隕石を集めている。米国も専門的な隕石観測隊を発足し、南極の宝探しを続け、非常に貴重な月の隕石を多く集めている。(編集YF)

「人民網日本語版」2016年4月15日

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