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<動画>南京の工場で日本の中国侵略の証、昭和年号の鋳物見つかる

人民網日本語版 2016年04月19日10:20

「昭和」とは第124代天皇 昭和天皇が在位期間中に使用した年号で、ちょうど日本の中国侵略時期と重なっている。このほど南京のある工場の敷地内で「昭和十六」の銘がある古い鋳物が見つかった。4月14日午前、この鉄製の鋳物を見るため南京地方史関係者と共に金陵製造局跡がある南京1865創意パークを訪れた。

金陵製造局跡を訪れ、1865創意パークスタッフの案内で、パーク内で一番高い場所である馬家山に登った。林の中で見つかったこ鉄製の鋳物はところどころ錆に覆われ、「昭和十六」の文字が逆さに記されていた。1865創意パークスタッフによれば約150年前、時の両江総督であった李鴻章が金陵製造局を興し、中国の兵器工場と現代工業のひな形を作ったという。

抗日戦争史学者で南京地方史弁公室の研究者である胡卓然さんは「1937年の南京陥落後、金陵兵器工場は南京から撤退した。日本軍はこの工場施設と残された設備を改良し拡充した。この鋳物は日本軍の中国侵略の犯罪行為の証である」と語った。

金陵機器製造局は清朝末期、中国大陸で最も有名な兵器工場の一つであり、ここで生産された火器銃器は全国でも屈指の質と量を誇った。現在、金陵兵器工場跡は全国重点文化財保護機関に指定されている。(編集TG)

「人民網日本語版」2016年4月19日

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