「金三銀四(3月と4月)」と呼ばれる就職活動の最盛期が続いている。某就活サイトが発表した「2016年春季・中国雇用者の需要とホワイトカラー人材の供給に関する報告」によると、春季に転職を目指すホワイトカラーは、1つのポスト(職位)を平均48人が争う形となっており、競争率は前年同期比倍増している。特に、成都の競争指数は、同就活サイトがモニタリングしている主要32都市のうち最高という。四川在線が報じた。
●し烈きわまる競争:全国平均で1つのポストを48人が争奪
調査データによると、2016年春季、全国の人材需給競争指数(履歴書受領数/求人募集数)は平均48だった。これは、全国で、1つのポストに48人の求職者が履歴書を送るという状況を示している。
モニタリングの対象となった32主要都市のうち、競争指数が最高だったのは成都(73.5)だった。2015年第4四半期と比べ、競争指数の絶対値は明らかに上昇している。北京は競争指数68.5で第2位、第3位には瀋陽(66.1)が続き、第4位は西安(63.0)だった。