2016年4月22日  
 

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日本の作家「中国語での執筆は正装でパーティに参加するよう」 (2)

人民網日本語版 2016年04月22日11:04

正装とジーンズの違い

多くの読者が興味を感じるのは、日本人としての新井氏から見て、中国語で執筆するのと日本語で執筆するのと最も異なるところはどこか?思考や心で感じることにおいてどこが違うのか?という事だろう。

新井氏は、「中国語での執筆は外国語なため、文章を書くとき単語を1つずつ探し、詩を書くような、アートを作るような楽しさを少し感じる。日本語は普段から話す日常的な言語なので特に何も感じない。中国語での執筆は正装をしてパーティに参加するようで、日本語での執筆はデニムを穿いてランチを作って食べるようだ」とユーモラスに答えた。

母国語ではない言語で執筆することに言及すると新井氏は、「非常に素晴らしい。他の人ができないことを自分が行なう。隠していた秘密を公開するようで、子供がふざけて逃げ回るような楽しい気分にさせてくれる」とまたしてもユーモアを交えて答えた。講演の中で新井氏は、「私は外国人なので、外国語で執筆すると単語1つ1つへの理解と姿勢が母国語の作家とは異なっている。その中で生み出される効果は偶然かも知れないが、その偶然性こそが文芸作品が追い求めるところである」と語っている。(編集JK)

「人民網日本語版」2016年4月22日


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