王さんは、「こんにちは。あなたの赤ちゃんを迎えられることをとても嬉しく思います。私は手術室の看護師の王艶です。我々はあなたと赤ちゃんに最善の看護を行ないます」と書いた紙を鄭さんに見せた。
これを見た鄭さんは王さんの手を握り、緊張した表情がようやく緩み、笑顔もこぼれた。
王さんが書いた言葉をすぐに鄭さんに見せ、それを見た鄭さんは最初から最後まで頷くか首を振るかすればよい。
22日、病院で出産を終えた鄭さんは家族の付き添いのもと退院したが、退院前に彼女はこの4枚の紙を持ち出して何度も読み返した。彼女は手話で、「王さんには非常に感謝している。この紙を家に持ち帰り、ずっと大切にしたい」と家族に話した。(編集JK)
「人民網日本語版」2016年4月26日