2016年6月21日  
 

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人民網日本語版>>政治

中国―中・東欧協力の三重の効果 (2)

人民網日本語版 2016年06月21日15:02

第3に、「一帯一路」建設の規模効果。「一帯一路」の沿線60数カ国中、中・東欧諸国は4分の1を占める、世界新興市場の重要な一部だ。したがって、中国―中・東欧協力はまさに「一帯一路」建設の規模効果を発揮している。まさに、いわゆる「皆で柴を拾って燃やせば炎が高くなる」であり、「16プラス1協力」制度は「一帯一路」建設の集団効果を体現している。中・東欧はアジアと欧州をつなぐ要衝、大通りであり、セルビアとポーランドは「一帯一路」イニシアティブに最も早く呼応した国だ。現在、セルビアは「再工業化」戦略を積極的に推し進め、「一帯一路」と連結して、一層の外資導入を渇望している。セルビアが「16プラス1協力」制度の欧州側インフラ調整国であり、ハンガリー・セルビア鉄道の改造に取り組んでいることには、非常に重要な戦略的、経済的意義がある。ハンガリー・セルビア鉄道はバルカン地域の河川輸送協力によって南はギリシャ・ピレウス港にまで通じ、中欧州陸海エクスプレス・レーンを構成して、中・東欧地域の「三海港区」と「一帯一路」を連結する助けとなる。ポーランドは中国にとって中・東欧における最大の貿易パートナーだ。近年、ポーランドは独特な地理的強みを発揮し、「一帯一路」戦略のチャンスを積極的に捉え、ウッチ―成都間の「蓉欧快線」、蘇州―ワルシャワ間の「蘇満欧」など欧州とアジアを結ぶ交通網によって、欧州とアジアのコネクティビティの懸け橋となっている。

要するに、「16プラス1」協力制度下の非EU加盟国、EU加盟国の代表であるセルビアとポーランドによる「一帯一路」建設への積極的な参加は、「一帯一路」地域制度化の新たな成果、新たな方向性を代表している。(編集NA)

「人民網日本語版」2016年6月21日


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