二次元少女・初音ミクが淘宝のイベントに登場へ　中国語を「特訓」中

中国のショッピングサイト・淘宝(タオバオ)は22日から24日まで、上海世博展覧館でイベント「淘宝造物節」を開催する。同イベントは、「T」、「A」、「O」の3つをメインテーマに、淘宝上の最もユニークなオリジナルデザインやファッション、ブラックテクノロジーなどを紹介する。中国網が報じた。

1990年代生まれの人気歌手・華晨宇(ホァ チャンユー)や呉莫愁（モモ・ウー）、蘇運瑩（スー・ユンイン）のほか、日本のバーチャル・シンガー・初音ミクも同イベントに登場して、その歌声を披露する予定だ。

初音ミクが3曲披露へ　中国語でのあいさつも

日本のポップミュージックを代表する歌手の一人で、9年前からずっと16歳の少女である初音ミクの正体は、クリプトン・フューチャー・メディアから発売されている音声合成・デスクトップミュージック（DTM）用のボーカル音源。歌詞を入力すると、合成音声によるボーカルパートが作成され、その設定キャラクターが緑髪で長いツインテールの初音ミクだ。

初音ミクは「淘宝」のイベントで、ファンにとってはおなじみの「Tell Your World」のほか、新曲2曲の計3曲を披露するという。そのうち、「Chainning Intention」は未公開曲。さらに、初音ミクは中国語でファンに挨拶する予定という。