別のレストランの関係者は「現在、都市部で生活する人は、健康的な料理を好む。セミの幼虫は、養殖はあまりなく、ほとんどが野生。それに新鮮さを保つために、捕まえてから通常18時間以内に食卓に並べられる。通常、早朝に仕入れたセミの幼虫は、その晩には調理され、客に提供される。セミの幼虫はたんぱく質が非常に豊富で、天然の健康食品として食べる人もいる。またセミの幼虫は乾燥させて中国医薬にすることもできる」と話す。
江蘇省徐州市出身のある男性も「周りにはバイト代わりにセミの幼虫をつかまえ、1カ月で1万元以上稼ぐ人も少なくない。それが、セミの幼虫を捕まえる人の原動力。夜になると、村の柳の木の下で、懐中電灯を使ってセミの幼虫を探す人がいる。夕食後に家族3人で『宝探し』をすれば、2時間ほどで約300元(約4700円)稼げる。1カ月で1万元も夢ではなく、都市で働くホワイトカラーの月收にも引けを取らない」と語る。(編集KN)
「人民網日本語版」2016年7月14日
このウェブサイトの著作権は人民日報社にあります。
掲載された記事、写真の無断転載を禁じます。
Tel:日本(03)3449-8257
Mail:japan@people.cn