イングランドの小学校、数学の授業で「中国モデル」を導入 (2)

12日付英デーリー・メール紙の報道によると、英教育省は、4100万英ポンドを投入し、教科書購入と研修費用に充てる計画。また、35カ所の数学専門教学センターを設立する。ニック・ギフ学校担当大臣は、「この計画は数学教育分野の復興だ。我々英国人の数学力が落ちたと、もう誰にも言わせない」とコメントした。

英国放送協会（BBC）は昨年8月、「中国の学校に英国人の子供は耐えられるか？」と題するドキュメンタリー番組を放送、中国式教育の良し悪しをめぐってイギリス国内では激しい議論が巻き起こった。ドキュメンタリーでは、中国人教員5人が、ハンプシャー州のある中学・高校で4週間にわたり実験授業を行い、その間に発生した衝突と融合について紹介された。当時、あるメディアは「中国の学校は堅苦しく融通が利かないと批判する人がいる。だが、論より証拠、中国の学生の能力は、多くの西洋諸国の学生を上回っている」と伝えた。（編集KM）

「人民網日本語版」2016年7月15日