貴子さんを見ていると私はいつも「日本人でありながら中国語でトークショーをしている。私たちも勇気を持って、未知の世界に思い切って飛び込んでみるべきじゃないか。それは本当にそんなに難しいことだろうか。私たちに一歩踏み出す勇気がないだけじゃないだろうか」と思っている。
貴子さんはいつもトークショーの最後に「私がタクシーに乗るとき、運転手はいつも『あなたは韓国人かい』と聞いてきます。そういうとき私は『棒子(韓国人の蔑称)じゃなくて、鬼子(日本人の蔑称)ですよ』と答えています」と締めくくる。「鬼子」という言い方すら自虐ネタに変えてしまう貴子さんは確実に私たちの間に一歩近づいてきている。(編集YK)
「人民網日本語版」2016年7月21日
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