写真提供:杜菲菲
サンザシを串刺しにして飴がけにした中国北部の伝統菓子、冰糖葫芦。これのアレンジしたイチゴやブドウ、バナナなどは食べたことがあるという人が多いかもしれない。しかし、豆腐などで作られたスパイシーなつまみの辣条(ラーティアオ)や苦みが特徴のゴーヤー、さらには唐辛子の冰糖葫芦というのは食べたことがないのではないだろうか。このほど、このような個性派冰糖葫芦がハルビン工程大学のキャンパスに登場し、たちまち人気者となっている。ハルビン新聞網が伝えた。
まもなく午前11時30分になろうとする頃合い「糖葫芦お兄さん」の石磊さんが姿を現した。23歳の年から既に4年間、冰糖葫芦で生計を立てており、気温が下がり始めると、冰糖葫芦売りの仕事を始める。そのため最近仕事のシーズンに入ったばかりの彼だが、突然「面白いこと」にチャレンジしたいと思い立った。数年前、ネット上で見つけたキュウリの冰糖葫芦を思い出し、自分でも作ってみた結果、キュウリの爽やかな香りを残し、甘味も効いていて、なかなかおいしく出来上がった。サンザシやイチゴなどオーソドックスなものと並べると、キュウリは特出して、新しい味にチャレンジしようとする人も少なくなかった。
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