コスプレというと、子供がアニメやゲームのキャラクターに扮するというのが多くの人のイメージかもしれない。しかし、中国では最近、コスプレが新しい職業になりつつある。では、プロのコスプレイヤーはどんな生活をしているのだろう?あるコスプレイヤーは取材に対して、「華やかに見えるかもしれないが、本当はとてもたいへん」と話す。プロのコスプレイヤーになるためには、顔面偏差値が高く、プロポーションが良いことのほか、二次元(アニメ・漫画・ゲーム)の世界について十分理解している必要があり、年收は数万元から30万元(1万元=約15万5千円)までさまざまという。中国新聞網が報じた。
コスプレは誰にでもできる。10年以上コスプレイヤーをしているという「瀲玉縁」さんは、「衣裳を用意して、自分の好きなキャラクターに扮して写真を撮るだけ。写真を撮らなくても、衣裳を着るだけでもコスプレ」と話すように、その敷居はとても低く、アニメやゲームが普及するにつれ、コスプレを楽しむ人もますます増加している。そしてコスプレイヤーの多くはアニメ関連のイベントなどによくその姿を現す。今年4日間にわたり行われたゲームイベント「ChinaJoy」の来場者は前年比19.2%増の32万5千人と、過去最高を記録した。そのうち7月30日の入場者数は10万8千人と、1日当たりの入場者数としても過去最高を記録した。
猫猫さん(仮名)は、「プロのコスプレイヤーになりたいなら、顔面偏差値が高く、プロポーションが良いというのは絶対条件で、その他にもアニメやゲームといった二次元の世界について理解していなければならない」と話す。
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