2016中国国際友好都市大会が10日、重慶で開幕した。日本の鳩山由紀夫元首相が開幕式で挨拶した際、第二次世界大戦期間中、旧日本軍が重慶で6年以上に渡って行った爆撃について謝罪した。中国新聞網が報じた。
1938年2月から44年12月の6年以上にわたって、中国を侵略していた旧日本軍は、中国人の抗戦の士気を弱めようと、当時の国民政府が首都としていた重慶やその周辺地域に断続的に無差別爆撃を実施した。同攻撃は「重慶爆撃」と呼ばれている。同爆撃で、重慶市内のほとんどの地域が焼け野原になり、数えきれないほどの一般市民が犠牲になった。
鳩山元首相は、「日本が中国を侵略した際に行った重慶爆撃で、重慶市の繁華街の大部分が破壊され、多くの罪のない一般人の命を奪った。ここに深くお詫び申し上げる」と謝罪。さらに、「現在、直轄市の重慶市が自動車産業によって、中国内陸部の発展の中心都市になっている」と敬意を表した。
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