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欧米で頭角現す若い中国系作家たち

人民網日本語版 2016年11月16日10:12

伍綺詩

現在、中国系の若い作家が欧米の文学界で頭角を現している。80後(1980年代生まれ)である彼らは、自身の学習の経験や生活において観察した周囲の世界を、個性的な視点で書き表している。人民日報海外版が報じた。

欧米で活躍する中国人作家のうち、代表的な存在である伍綺詩(セレステ・イング)は「欧米文学界を征服した『80後』の中国系作家」と称されている。そんな彼女の処女作「無声告白(Everything I Never Told You)」は、ECサイト・アマゾンの2014年ベスト書籍やニューヨークタイムズが選ぶベストセラーに選ばれた。国際結婚をテーマにした同長編小説は、英語で書きあげられ、フランス語やイタリア語、オランダ語、ブルガリア語、ポルトガル語、ギリシャ語、トルコ語など15言語に翻訳された。

米国のある有名なニュースサイトが以前掲載した「最も注目されるアジア系作家32人」の中で最も若かったジェニー•チャンは、1983年に上海で生まれ、幼い時に両親と共にニューヨークへ移住、そしてスタンフォード大学に通っていた。2012年に彼女が刊行した初の詩集は、米国の著名な詩人のエリザベス・ロビンソンに「21世紀のホイットマン」と称された。彼女は自分の普段の生活からインスピレーションを得て、夢を細かく分析し、日常の心配事を表現している。


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