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習近平主席の中南米歴訪の意義を専門家が解説

人民網日本語版 2016年11月17日08:58

中国の習近平国家主席はエクアドル、ペルー、チリの3カ国を歴訪する。中国社会科学院研究員、中国中南米学会副会長の江時学氏は今回の訪問には重大な意義が3つあると指摘する。中国新聞網が伝えた。

「上層部の相互訪問が国家交流における役割と影響は過小評価できない」。江氏によると、習主席の今回の訪問は3カ国との二国間関係を高めるものだ。

江氏によると、エクアドル、ペルー、チリは中南米の代表的な国であり、中国と伝統的に厚い友好関係にある。エクアドル訪問は両国の国交樹立以来初めてであり、歴史的意義を持つ。ペルーは中南米地域で唯一中国と包括的・戦略的パートナーシップを構築し、包括的自由貿易協定を結んだ国であり、クチンスキ大統領が就任後初めて訪問した国が中国であることも、両国の関係を示している。チリも中国との交流において多くの「初」を創造した。習主席の今回の訪問は中国と3カ国との関係を力強く促進する。

次に、習主席の訪問は二国間協力の深化にも寄与する。江氏によると、上層部相互訪問の期間、多くの協力協定が実行に移される。中国政府側によると、習主席の3カ国訪問中、二国間自由貿易協定の整備、電子商取引、生産能力及び工業パーク、インフラ整備分野の協力を重点的に検討し、多くの面で成果を挙げると同時に、協力文書に調印する見込みだという。

江氏によると、中国の国際的地位の向上に伴い、外部世界は中国に対する関心を高め、様々なルートを通じて中国を知りたいと考えている。中南米諸国の高官、学者との交流から、彼らは中国の発展状況、発展経験への関心が非常に高く、中国の発展から良いノウハウを汲み取りたいと考えていることが分かる。中国は自らの経験を世界に紹介し、分かち合うことを望んでいる。習主席の今回の訪問が中南米諸国と中国の相互理解を深める絶好の機会となることは間違いない。(編集NA)

「人民網日本語版」2016年11月17日

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