2016年11月24日  
 

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上海の改革開放、経済発展の目撃証人となってきた日本人 (2)

人民網日本語版 2016年11月24日10:26

上海で投資する外資の「仲介人」に

90年代初め、中国の経済は急速に発展し始め、それを商機と見た多くの日本企業が中国で資金を投じて工場を建設した。しかし、その多くは中国の状況をあまり理解していなかった。一方、古林総経理は当時、既に中国で十数年暮らしており、中国、特に上海の経済政策、法律・法規などを熟知していた。そのため、中国で投資しようとしている企業からよく相談を受けていた。古林総経理は、「中日双方にとって意義のあることだと思う。だから、そのような企業は全て、上海市外国投資委員会に紹介した。十数社の日本の企業を紹介すると、同委員会の職員に、『日本の企業は中国で投資しようとしているが、準備する必要のある資料が整っていない。だから、中日の経済・文化交流の仲介人になってくれないか。仲介業者のような会社を立ち上げて、中国で投資を計画する企業の仲介役を担い、上海の改革開放、外資増強のための懸け橋になってほしい』と提案された」という。

94年、日本の華鐘コンサルタントと上海紡績控股が共同出資して「上海華鐘コンサルティング」が立ち上げられ、古林総経理が董事長に就任。上海で投資を計画する外資系企業の「仲介人」に正式に就任した。同社の会員企業は設立されてから22年の間に800社以上にまで増え、外資系企業数百社の中国進出をサポートしてきた。

それらの貢献が評価され、古林総経理は2003年に「上海市白玉蘭記念奨」、07年に「上海市白玉蘭栄誉奨」を上海市政府から授与された。(編集KN)

「人民網日本語版」2016年11月24日


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