中国科学院昆明動物研究所はこのほど、同研究所東南アジア野生動物多様性学科チームが、中国南西部の怒江流域及びミャンマー北部のエーヤワディー川流域で、淡水魚の多くの新種を発見したと発表した。科技日報が伝えた。
雲南省保山市高黎貢山は、中国南西部の生物多様性ホットエリアで、研究者はまず2003-06年にかけて高黎貢山怒江水系の2本の渓流からエキソストマ属の新種を集めた。その後2007-15年に雲南省臨滄市滄源県と永徳県薩爾温江水系の2本の支流からもサンプルを収集した。新種の高黎貢鰋はエキソストマ属の10種目で、形状はミャンマー北部のエーヤワディー川水系に生息するVinciguerraeに最も近い。しかし腹びれが肛門まで届くか、あごひげが胸びれに届くか、椎骨の数などの点に差がある。(編集YF)
「人民網日本語版」2017年11月30日
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