世界知的所有権機関(WIPO)のフランシス・ガリ事務局長は26日、インタビューの中で、「中国経済は知識経済にモデルチェンジしつつあり、知的財産権の分野はここ数年、大きな発展を遂げている。特に女性の発明における寄与度は世界平均レベルをはるかに上回っている」と述べた。新華社が伝えた。
4月26日は「世界知的財産デー」にあたり、WIPOが同日発表した最新データによると、全世界の革新的な発明において、女性が重要な役割を果たしていることがわかる。WIPOが2017年に発表した国際特許申請24万件以上のうち、女性による特許申請が31%を占め、10年前の23%を上回った。
そのため、フランシス・ガリ事務局長はインタビューの中で、真っ先に中国人女性の発明や特許に関する状況に触れ、「中国は世界平均レベルよりかなり高い。中国からの国際特許申請の約48%には、女性発明家が少なくとも1人含まれている。率直にいうと、中国が特許分野において、男女バランスがなぜきちんととれているのかは全くわからないが、他の国にとって中国から学ぶべきものがあるのは確かだ」と語った。(編集YK)
「人民網日本語版」2018年4月28日
このウェブサイトの著作権は人民日報社にあります。
掲載された記事、写真の無断転載を禁じます。
Tel:日本(03)3449-8257
Mail:japan@people.cn