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「嫦娥4号任務」中継通信衛星が国際協力において新たな成果を手に

人民網日本語版 2018年06月15日14:47
「嫦娥4号任務」中継通信衛星が国際協力において新たな成果を手に
嫦娥4号任務に搭載されたサウジアラビア月小型光学イメージング探査機が撮影した地球と月の写真。(写真は国防科技工業局が提供)。

国防科技工業局と国家航天局が発表した情報によると、ハルビン工業大学が自主開発した月軌道超長波天文観測小型衛星「竜江2号」が、このほど月周回軌道に入った。衛星に搭載されているサウジアラビア月小型光学イメージング探査機などのペイロードがすべて正常に稼働し、鮮明な月面可視光画像を入手した。国家航天局とアブドゥッラー・ビン・アブドゥルアズィーズ国王科学技術都市は北京市で14日午後、サウジアラビア月小型光学イメージング探査機の画像の共同発表式を開き、3枚の画像を発表した。新華社が伝えた。

重さわずか47キロの小型衛星「竜江1号」と「竜江2号」は5月21日、月探査機「嫦娥4号任務」の中継通信衛星「鵲橋号」と同時に、西昌衛星発射センターから打ち上げられた。「竜江2号」は113時間の飛行の後、同月25日午後10時に月接近制動に成功し、月から最も近い場合は350キロ、最も遠い場合は1万3700キロ離れた月周回軌道に入った。これにより世界で初めて自力で月周回軌道に移り、月に接近し、月を巡り飛行する小型衛星になった。「竜江1号」は月周回軌道に移る途中で制御に異常が生じ、月周回軌道に入ることができなかった。

月探査・宇宙事業センターや北京航天飛行制御センター、中国科学院国家天文台、ハルビン工業大学などの協力により、竜江2号が搭載するサウジアラビア月小型光学イメージング探査機が5月28日に初めて稼働した。月観測を無事実現し、鮮明な月面可視光画像を入手し、かつ画像データの処理を行った。同時に、その技術指標は双方の契約の定める要求を満たした。(編集YF)

「人民網日本語版」2018年6月15日


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