W杯でロシア旅行ブーム　男性を上回る女性ファン (2)

▽ロシアの人気都市たち

携程のロシアツアー申込み状況をみると、モスクワ、サンクトペテルブルク、ソチ、ウラジオストク、イルクーツク、エカテリンブルク、カリーニングラード、カザン、サランスク、ヴォルゴグラードが6～7月の人気都市だ。この10都市のうち6都市でW杯の試合が行われる。

携程はロシアの人気観光スポットも発表した。赤の広場、冬宮殿、クレムリン、モスクワ・ルジニキ・スタジアム、ペテルゴフ宮殿、エカテリーナ宮殿、血の上の救世主協会、バイカル湖、モスクワ地下鉄、勝利広場などで、W杯開会式と決勝戦の会場となるルジニキ・スタジアムは4位になった。

携程の海外旅行オプションプラットフォームがまとめた統計をみると、W杯のチケット関連の旅行商品のうち、最もよく売れているのは決勝戦のチケットが含まれるパッケージ商品で、次がドイツ、ブラジル、スペイン、フランスなどの人気チームの試合が含まれる商品、またモスクワとサンクトペテルブルクの2大観光都市で行われる試合が含まれる商品だ。

中国人観光客の参入で、ロシア現地の観光ガイドたちは引っ張りだこだ。統計によれば、W杯期間には携程の現地ガイドプラットフォームの受注量が前年同期比100％増加し、特にロシア人ガイドの人気が高い。多くの観光客が、「自然や文化の香りだけでなく、現地の人々と深く交流したい」と希望する。人気の高いガイドサービスには自動車のチャーター、じっくり回るツアー、徒歩で観光地をめぐりながらの説明、チャイルドシートの手配などがある。（編集KS）

「人民網日本語版」2018年6月22日