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日本が6大会連続でワールドカップに出場できるようになった秘訣は? (2)

人民網日本語版 2018年06月22日10:31

さらに、重要な点として、サッカー教育が日本の学校文化に完全に溶け込んでいることが挙げられる。1917年という早い時期に全国高等学校サッカー選手権大会が誕生し、23年には関西学生サッカーリーグ、24年には関東大学サッカーリーグ戦が始まった。日本サッカー協会も21年に設立された。そのため、日本では、高校や大学においてサッカーが100年以上活発に行われているといえる。日本には現在、100年以上のサッカーの伝統を有する大学や高校がたくさんあり、「キャンパスサッカー文化」が形成されている。取材では、日本各地の小学校、中学校、高校のほとんどにサッカー部があることが分かった。そして、学校や教師、保護者らも学生がサッカーをすることを応援していた。日本の「キャンパスサッカー」は部活動という形で存在し、放課後に行われる。サッカーを教える側も、主に子供にサッカーを好きになってもらうことをメインとしている。取材では、練習や試合の際、子供たちの親も応援に加わったり、必要なフォローをしたりして、子供たちの意欲を高めている姿を目にすることができた。現在、日本代表には厚い基礎がある。少年たちがサッカーをする場がしっかりとあり、青年たちが活躍する場もたくさんあり、日本代表に選手を次々に輩出できる状態が整っている。このように、将来、日本代表となる選手を育成する基礎がしっかりとできている。

長年の模索と実践を通して、日本代表は自分たちに適した発展と技術体系を確立し、国際的な試合でもそれが通用することが証明されているため、その成功の経験は今の中国サッカー発展の参考とすることができる。今年5月16日、第一回中日青少年サッカー協力サミットが東京で開催され、サッカーの専門家数十人が青少年サッカーの発展をいかに加速させるかや交流・協力をいかに展開するかをめぐって意見を交換した。今後、中国は日本サッカー協会と、代表チーム、青少年育成、プロサッカー、コーチ・審判の育成、市場開発など、多方面で交流、協力を展開し、日本のサッカー発展の経験を十分に参考にして、細分化された育成スタイル、科学的な評価体系を構築し、青少年サッカーのレベルをいち早く向上させることを目指す。(編集KN)

「人民網日本語版」2018年6月22日


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