2018年6月29日  
 

中日対訳健康知恵袋 企画集 北京のお気に入り

政治|経済|社会|文化|中日
科学|写真|動画|対訳|企画
Apple新浪ツイッターFBLINE微信RSS
人民網日本語版>>社会・生活

女性客がトイレで使用した日焼け止めスプレー原因で高速鉄道が3分間停車

人民網日本語版 2018年06月29日16:10

鄭州東駅発安陽東駅行き高速鉄道G6602号は26日午前7時34分、鄭州東駅を定刻通り発車したが、列車が動き出してまもなく火災警報装置が突然警報を発した。大河報が伝えた。

鄭州列車運行区間乗務員グループの安全担当者である程超領さんは、「列車はちょうど駅を出発したばかりで、スピードはまだ出ていなかった。突然、列車乗務グループ監視コントロール室にあるモニターと高速鉄道運転室のモニターに、火災警報情報が映し出された。G6602号車は急停車し、エンジニアが速やかに列車の安全状況について点検した」と説明した。

火災警報情報は火災の発生元を3両目のトイレに特定していた。問題のトイレに近づいたエンジニアは、すぐに濃厚な香りに気づいたという。トイレのドアを開けると、その香りが鼻をつき、日焼け止めスプレーを手にした1人の女性客がいた。この女性は、密閉されたトイレの中で大量の日焼け止めスプレーを使用したため、車内の煙探知警報システムが反応し、列車の急停車という事態を招いたようだ。

程さんは、「エンジニアはトイレに漂っていたスプレーの香りを直ちに拡散させ、トイレ内をくまなくチェックした。火災発生の事実がないことが確認された後、列車は運転を再開した。一連の事件を処理したことで、列車は3分遅れ、それに伴い後続列車も遅れる結果となった」と話した。(編集KM)

「人民網日本語版」2018年6月29日

コメント

最新コメント