李委員長は、「中国の整った産業分類は中国に対外貿易の競争における優位性をもたらしており、中国の競争力の重要な源泉であり、中国経済の発展に製造への十分な原動力を与え、また中国の未来の産業バージョンアップに必要な基盤でもある。未来の中国の各産業部門はこの基礎の上に立って、引き続き質を高める必要がある」と指摘した。
(4)中国には十分な革新の原動力がある
李委員長の判断は次の2組のデータに基づいている。
第1に、2017年の中国の国内総生産(GDP)のうち2.12%が研究開発(R&D)に充てられ、中国のR&D経費は1兆7500億元(1元は約16.8円)に達し、基本的に先進国と変わらない水準になった。
第2に、世界知的所有権機関(WIPO)が発表した報告によると、中国は世界2位の特許出願国で、03年以降は唯一の2けた増加を達成する国となっている。WIPOはあと3年で中国は米国を追い抜くと予想する。
李委員長は、「中国は革新分野で、ここ数年の間に多くの業績を生み出した。ただ未来にもまだ大きな発展の可能性がある」と述べた。
(5)中国には良好な起業ムードがある
李委員長は、「中国はこれまでずっと国民による起業を強調し、最新のデータでは一日当たりベンチャー企業の平均登録件数は1万7600件になり、これはこうした新しい企業、新しい雇用機会が、新しい競争の優位性を形作っていくということだ。政府も起業に向けて良好な環境作りをしている」と述べた。
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