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「フォーチュン」中国500社番付 ハードル22%上昇

人民網日本語版 2018年07月11日16:27

米経済誌「フォーチュン」の中国語版サイトが10日、中国企業上位500社番付を発表した。この番付は世界で上場する中国企業の2017年の業績を評価したもので、中国石油化工、中国石油天然気、中国建築工程が前年に続いて上位3位に並んだ。前年と比較すると、新たに、または再び番付入りした企業が47社に上った。「北京商報」が伝えた。

今年の番付入り企業の最低年間売り上げは138億6400万元(1元は約16.7円)で、前年に初めて100億元を突破したのに続いて今年も100億元を上回り、前年比22.44%上昇した。

全体から見て、今年は中国の上場企業が好転の勢いをみせている。500社の営業収入総額は39兆6500億元に達して、同18.22%増加し、増加率は昨年の2倍になった。純利益は3兆4800億元で同24.24%増加し、増加率は前年の2.2%を大幅に上回った。

統計によると、18年の番付入りしたインターネット企業の収入は47.96%増加し、親会社に帰属する純利益は同67.6%増加した。これと同時に大手インターネット企業の中では、騰訊(テンセント)と阿里巴巴(アリババ)が他社を大きく引き離し、騰訊は収入2377億元で33位、アリババが2269億元で37位と、いずれも昨年より順位がやや上昇した。また利益は騰訊が715億元、アリババが670億元で、両社とも「最も稼いだ企業番付」の上位10位に入った。

ネット動画産業の新上場企業・愛奇芸は17年の収入が173億元に達して、419位に入った。愛奇芸のほか、物流の百世と徳邦物流も番付入りし、百世が200億元で364位、徳邦が203億元で360位だった。

番付全体をみると、上位は引き続き石油化学工業・天然ガス、インフラ建設、銀行・保険の3大産業が占めており、企業数で4%に満たない保険産業と石油・天然ガス・石油化工産業の18社が収入の約20%を生み出した。上位10位入りした保険産業の2大大手の中国平安保険(集団)股フン有限公司(フンはにんべんに分)と中国人寿保険股フン有限公司は昨年より1つずつ順位を上げ、平安が4位、人寿が10位だった。平安は今年も非国有企業のトップだった。

銀行業の資金誘致力は相変わらず高く、4大銀行の17年の利益はいずれも1兆5千万元を超えた。また最も稼いだ企業番付の上位10企業が500社全体の利益の約40%を占めた。

今年番付入りした不動産企業は55社で、産業別でトップだった。収入は比較の対象となる昨年の数字が高かったにもかかわらず、今年も19.6%を上回る増加率を達成した。(編集KS)

「人民網日本語版」2018年7月11日

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