国務院新聞弁公室が26日に開いた「中国の気候変動対策及び行動2018年度報告書」発表会において、中国気候変動事務特別代表の解振華氏は「中国は終始、確固不動の姿勢で気候変動対策に積極的に取り組んでおり、パリ協定の実現を履行している」と述べた。新華社が伝えた。
同日発表された報告書によると、昨年の中国の単位GDPあたりCO2排出強度は2005年より約46%低下し、2020年度まで40−45%低下という目標を3年前倒しで達成した。CO2排出量の急増がほぼコントロールされた。
この指標の他に、中国は2020年までに非化石エネルギーが一次エネルギー消費量に占める比率を15%前後にし、森林蓄積量を13億立方メートル増やすことを約束している。
解氏によると、中国の再生可能エネルギーが一次エネルギーに占める比率は現在13.8%となっており、15%まで一定の開きがあるが、2020年の目標達成は問題ない。森林蓄積量はすでに21億立方メートル増加しており、2020年の目標を前倒しで達成している。(編集YF)
「人民網日本語版」2018年11月27日
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