これ以前にも、「キャプテン翼」で描かれた夢物語のようなストーリーはすでに現実となっている。海外でプレイをする大規模な選手団やFIFA U-20ワールドカップで決勝に進むなど、日本人は漫画の世界を本当に実現させている。
以前、本田が小さい頃に書いた将来の夢についての作文が日本のある雑誌に掲載された。そこには、「世界一になるには、世界一練習しないとダメだ。Wカップで有名になって、僕は外国から呼ばれて、ヨーロッパのセリアAに入団します。そしてレギュラーになって、10番で活躍します」と書かれてあった。本田の夢を実現させたのは、個人の想像を絶する努力のほかに、あまりにも多くの外的要因が重なっている。
夢が現実に作用する力に疑問の余地はなく、夢は非常に価値あるものだ。詩心がある中国人はいつも「夢を人生の原動力とする」と語ってきた。しかし、現実は夢の掌握力がより重要であり、夢の内容が詩の味わいの良し悪しを決めている。古来から、多くの中国人が夢を人生の原動力としてきたが、現在は高級車BMWのような物欲を満たすことが原動力となる時代に変わってしまった。(編集MZ)
「人民網日本語版」2013年1月17日