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地図から見た釣魚島の主権帰属 (3)

 2014年03月07日16:48
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イギリス海軍作成の「香港から遼東湾に至る中国東海沿海海図」(1877年)

 第2次世界大戦終了後、世界有名な地図出版会社のアメリカハモンド社が1947年に出版した「ハモンド新世界地図集」に収録された「日本、朝鮮と琉球諸島」という地図においても、釣魚島およびその付属島嶼は琉球諸島に属さないことが明示されている。当然、日本にはなおさら属さないのである。この地図が出版されたのは第2次世界大戦が終了して間もないころであった。1945年に日本が敗戦•降服してから1972年に至るまで、沖縄(琉球)はずっとアメリカの占領•施政権下に置かれていた。この地図の右下方部の琉球付属図に、琉球の範囲に釣魚島およびその付属島嶼が含まれていないのは明らかである。琉球の標記の下には「U.S. Administration」(米国施政権下)と明確に記載してある。この地図に示された領土主張はアメリカが作成に参加し、署名した「カイロ宣言」、「ポツダム宣言」の主旨と一致している。


「ハモンド新世界地図集」の中の「日本、朝鮮と琉球諸島」の図 (一部)(1947年)

三、日本による侵略の歴史こそがごく一部の地図の間違った表記の根源である

 日本一部のメデイアはごく一部の中国の古い地図に釣魚島が表記されていないことや、日本の名称で表記されていることを取り上げて騒ぎ立てているが、実はこの類の地図の奥付に「中国の一部の国境線は抗日戦争前の「申報」の地図をもとに作成した」と明確に記載してある。すなわち、これらの地図を作成する際に、中国の国境、領土に関する一部の資料は抗日戦争前の「申報」の地図を援用したわけである。周知の通り、抗日戦争までのずいぶん長い間に、台湾およびその付属島嶼である釣魚島は日本に侵略•占拠され、日本の植民支配下に置かれていた。このような侵略の歴史があったからこそ、この特殊時期に出版された一部の「申報」地図に釣魚島が日本風の名称で注記されたわけである。中国出版の関係地図の奥付にあるこの注釈は正に、中国は侵略の歴史に関する地図の内容を認めていないことの表れである。新中国成立後、廃れた多くの事業の復興が迫られる中にも、すでに当時の実際の状況を踏まえ、過去の古い地図の修正に着手し、根本的な立て直しを図っていた。たとえば、1956年の初版、1965年の第三版の「世界国別地図」の日本地図に、いわゆる「尖閣諸島」という記載はなかった。
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