電子商取引(EC)の研究機関である中国電子商務研究センターが発表した「2013年中国ネット通販市場トップ10」によると、中国のB2Cネット通販市場(プラットフォーム方式、自主販売方式を含む)で首位に輝いたのは依然として天猫商城(Tmall)で、50.1%のシェアを占めた。2位は京東商城(22.4%)、3位は蘇寧易購(4.9%)、4位はテンセント電商(3.1%)、5位はアマゾン中国(2.7%)、6位は1号店(2.6%)、7位は唯品会(2.3%)、8位は当当網(1.4%)、9位は国美在線(0.4%)、10位は凡客誠品(0.2%)となった。国際商報が伝えた。
2012年と比べ、1−4位には変動がなかった。凡客誠品は5位から10位に順位を落とし、当当網は8位から7位に、アマゾン中国は6位から5位に浮上した。Newegg中国はトップ10から脱落した。
同センターのアナリストの莫岱青氏は、「B2C企業は2013年上半期、理性的な発展を見せた。天猫、京東、蘇寧、テンセントなどは自社の状況に応じて戦略を調整し、市場構造が明確になった」と指摘した。
天猫がB2C市場の半分のシェアを占めているが、京東、蘇寧、テンセントからの競争圧力は、依然として見くびることのできない存在となっている。(編集YF)
「人民網日本語版」2014年3月6日