台湾地区の連合新聞網が3日に伝えたところによると、英国の人材紹介・派遣会社ヘイズplcがこのほど行った調査の結果、中国大陸部では管理職に占める女性の割合が36%に上り、女性管理職が大幅に増加したのに対し、日本の割合は調査対象国・地域で最も低く、日本の女性は「最も活用されていない資源」だという。
同調査によると、シンガポールの女性管理職の割合は27%にとどまり、アジア平均の28%に届かず、中国よりもはるかに下だった。
同調査は中国大陸部、日本、シンガポール、マレーシア、中国香港地区などの雇用主2600人を対象に行われ、対象国・地域の中で日本の割合が最も低く、わずか15%だった。調査担当機関によると、日本で「最も活用されていない資源」は女性だという。
報道によると、中国女性の活躍ぶりをうかがわせる例はたくさんある。昨年3月に多国籍会計事務所グラント・ソントンが発表した報告によると、中国大陸部女性がハイレベルの企業管理で果たす役割がますます重要なものになっており、シンガポールはもとより、米国や英国といった経済が高度に発展した地域も追い抜いたという。(編集KS)
「人民網日本語版」2014年3月6日