中国国務院、外交部(外務省)、交通部(交通省)、民航局、北京市政府による中国政府代表団は25日午後5時5分から5時半にかけて、行方不明となったマレーシア航空機MH370便の乗客家族と北京麗都ホテルで面会した。交通部代表は、現在までに中国の捜索活動は、一時たりとも止まっていない、と示した。
行方がわからない同機の破片は依然発見されていないが、漂流物らしき物が計5カ所で発見された。最も北側の海域は24日、中国空軍機が発見した漂流物。中間海域では、オーストラリアの発表した衛星が発見した漂流物らしき物で、パースの南西約2500キロの海上。最も南側は、中国「高分1号」衛星が観測した長さ約22メートル、幅約13メートルの漂流物らしき物体で、オーストラリアが発表した漂流物の発見海域から南微西120キロ離れている。
さらにフランスの衛星は、パースから約2300キロ離れたインド洋海域で漂流物らしき物を発見した。オーストラリア海上哨戒機1機も24日、新たな物体2つを発見したが、具体的位置は発表されていない。(編集HT)
「人民網日本語版」2014年3月26日
<特集>マレーシア航空機不明 中国人154人搭乗