教育部(教育省)が7日に明らかにしたところによると、全国小中高校学生学籍情報管理システムによる省内の転校・他省への転校を含む通常学籍管理業務の試験運用が10日より始まる。転校する学生は、転入先の学校に申請を提出するだけでよく、その他の手続きは全てオンラインで行うことができる。新華社が伝えた。
全国小中高校学生学籍情報管理システムは、すでに全国31の省・自治区・直轄市および新疆生産建設兵団での構築が完了し、学生情報のデータベース化も最終段階を迎えている。転校先の省(区、市)以外においても全国範囲のネットワーク化はすでに実現しており、学生のデータと公安部(公安省)身分証管理システムの照合が完了した後、教育部が学生に全国統一の正式な学籍番号を配布することになる。それまでの間、全国学籍システムは試験運用状態となり、学生には臨時の学籍番号が配られている(貴州ではすでに正式な学籍番号を配布済み)。正式または臨時の学籍番号を使用することで、他省への転校といった通常の学籍管理業務が可能となる。(編集SN)
「人民網日本語版」2013年1月8日