ロシア・ハカス共和国捜査委員会はこのほど、同共和国内で中国人女性3人が殺害された事件に絡み、容疑者のうち3人に無期懲役、1人に懲役16年の判決がそれぞれ言い渡されたことを明らかにした。ノーボスチ・ロシア通信社報道を引用し、中国新聞網が12日付で伝えた。
殺人事件は昨年5月に発生した。当時、ハカスのある村の墓地付近で、自動車の車内で酒を飲んでいた4人の若い男が、墓地を通りかかった3人の中国人女性を殺害した。
殺害された中国人女性は、1人が吉林省出身、2人が黒竜江省出身で、本当の姉妹のように親しい関係だったという。3人とも合法的にハカスに入国し、現地で野菜の栽培に従事していた。
警察は、事件の2日後に容疑者を逮捕、4人はすぐさま犯行を認めた。ハカス共和国捜査委員会は、捜査の結果、4人の罪を強奪殺人罪であると断定した。(編集KM)
「人民網日本語版」2014年2月13日