「私は読書、映画鑑賞、旅行、散歩が好きだ。スポーツでは水泳や登山、さらにサッカー、バレーボール、バスケットボール、テニス、武術などが好きだ。ウインタースポーツでは、アイスホッケー、スピードスケート、フィギュアスケートなどを見るのが好きだ」。ロシアメディアの取材に、習近平主席はこう述べた。党と国家の歴代指導者はみな個性的な趣味や好みを持っていた。
■毛沢東氏:水泳、ダンス、卓球
「万里の長江を泳ぎ渡れば 見渡す限りの湖北の空」。毛沢東氏は水泳を好んだ。資料によると、毛沢東氏は長江、湘江、珠江、邕江、赣江、銭塘江、北戴河で泳いだことがある。
ダンスも毛沢東氏の趣味の1つだった。延安、西柏坡、後には北京の中南海で中央上層部はダンスパーティーを開き、毛沢東氏自身も常に踊った。『瀏陽河』はかつて楽隊が毛沢東氏のためにダンスパーティーで演奏する筆頭の曲となった。
また、毛沢東氏は延安でも中南海でも卓球をする写真を残している。資料によると、毛沢東氏が卓球を好きになったのは湖南第一師範学院の時。延安では警備員が毛沢東氏のために木の板で卓球ラケットを作った。
■鄧小平氏:ブリッジ、球技
鄧小平氏は1952年にブリッジを覚えた。中国におけるブリッジの草分けと呼ぶメディアもある。1981年2月、国際ブリッジニュース協会は中国におけるブリッジの発展への貢献を表彰するため、鄧氏に最高栄誉賞を授与した。1989年2月26日には、世界ブリッジ連合会からも表彰された。