2014年3月21日  
 

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原発再稼働、日本の意図は何か? (3)

 2014年03月21日08:34
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 発電コストを引き下げるため、原発を輸出して多少のお金を稼ぐためだけに、安倍政権は民意に背き、環境リスクを冒してまで原発を再稼働する必要があるのだろうか?その背後には、より深いレベルの理由が隠されているのかもしれない。

 日本政府が経済的理由で原発を再稼働することに外部は疑問を呈している。分析によると、日本政府は原発の発電コストをキロワット時当たり8.9円と計算しているが、これは原発の高額な事故保険費用、周辺住民への補償、核廃棄物の処理費用などを含んでいない。これらを考慮した場合、原発のコストは倍増し、石炭火力発電、LNG火力発電のコストを遙かに上回る。したがって、コスト削減という根拠は成立しがたい。

 原発輸出も単なる技術輸出によって経済的見返りを得るためだけではなく、その背後にある政治論理こそが重点のようだ。例えば2013年に安倍首相がインドに熱心に原発を売り込んだ際、日本の一部メディアは安全保障上の意義と中国牽制という戦略的意図によるものと指摘した。

 2012年6月に日本政府が「原子力基本法」を改正した際、あるドイツの専門家は日本の原発の背後には「国家安全保障チェーン」が深く隠されており、原子力は「国の安全保障に資する」必要があるとの同法の文言に日本のこうした怪しい点が表れているとした。沖縄タイムスも当時、核兵器開発の意図を含む重大な表現の変更だと指摘した。そして日本の指導者はすでに核保有論を口にしている。2011年に石原慎太郎都知事は英紙インディペンデントのインタビューで、日増しに高まる中国の脅威に対処するため、日本は核兵器を製造すべきだと述べた。まさか原発再稼働は核兵器と関係があるのではあるまい、と人々は思わず憶測してしまう。(編集NA)

 「人民網日本語版」2014年3月20日

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