2012年中国人長者番付 富の構造変化が反映 (4)
データによると、2012年の中国500強企業のうち、272社が実体分野の企業となった。その売上高は500強のうち43%を占めたが、利益は25%のみだった。業界関係者は、「実体経済の回復を受け、製造業の長者数の増加もまた積極的なシグナルとされる」と語った。
中国人長者番付のうち、メディア・文化・娯楽産業が急成長した。王健林氏の率いる大連万達集団による、世界2位の映画館チェーン・米AMCシアターズの買収は、その良い一例だ。
フォーブス上海分社の範魯賢社長は、「これは中国の過去10年間の経済・社会の大発展が、すでに文化繁栄の段階に入ったことを示す。莫言氏のノーベル文学賞受賞もまた、このすう勢を示している。文化産業は将来的に、中国資本市場の新たな注目点となる」と語った。(編集YF)
「人民網日本語版」2012年12月18日
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