中国銀行業監督管理委員会(銀監会)の尚福林主席はこのほどインタビューに応じた際に、「度重なる論証と選考、および中国国務院の同意を経て、5つの民間銀行試行プランを確定した。試行は共同発起人制度を採用し、試行銀行は少なくとも2名の発起人を必要とする。また単一の株主の持株比率に関する規定を順守し、試行プランの制定に参与したアリババ・グループ、万向集団公司、テンセント、百業源、均瑶集団、復星国際、商匯、華北、正泰集団、華峰集団などの民間資本が試行に参加する」と表明した。人民日報が伝えた。
銀監会は今後、発起人の資格を審査する。審査の合格者は、正式に銀行設立の申請を出す。第1期試行で経験を積み重ね、総括・評価を進めてから、さらなる推進を目指す。
民間銀行試行プランには、主に次の5つの選考基準がある。(1)リスクを自己負担する制度がある。(2)銀行を経営するための株主資格・条件およびリスク対応能力を持つ。(3)株主が監督管理を受けるための具体的な条項が存在する。(4)差別化された市場の位置付けと特定の戦略を持つ。(5)合法的で実行可能なリスク対策・回復計画を持つ。(編集YF)
「人民網日本語版」2014年3月11日
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