中国鉄路総合公司が発表した情報によると、同社が大秦鉄道で実施した3万トン満載列車の試験運転が成功裏に終わった。新華網が伝えた。
4両の電気機関車がけん引する、320両編制、全長3971メートルの、3万トンの石炭を満載した試験列車が4月2日午前6時31分、北同蒲線袁樹林駅から出発し、12時間25分(738.4キロ)の運行を経て、同日午後6時56分に終点の大秦線柳村南駅に到着した。同試験運転の成功により、中国の列車けん引重量が2万トンから3万トンに増加し、中国は3万トン級鉄道輸送技術を持つ世界でも数少ない国となった。これは中国の鉄道輸送技術の革新にとって画期的な進展であり、満載鉄道輸送の発展の新しい節目となった。
今回の試験成功には、鉄道輸送能力を強化し、日増しに増加する鉄道輸送の需要を満たすという、現実的な意義があった。また同技術の革新を促し、鉄道の持続可能な発展に力強い技術支援を提供した。(編集YF)
「人民網日本語版」2014年4月9日